不動産の現地調査の内容

query_builder 2024/02/01
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不動産売却において欠かせない現地調査ですが、どのようなことを行うのかご存じでしょうか。
現地調査を行うことで、物件の特徴や周辺の環境などの情報を集められます。
そこで今回は、不動産の現地調査の内容について解説します。
▼現地調査の内容について
■土地境界
土地の境界石を探して、土地の寸法や筆界などを確認します。
地積測量図に記載された通りなのかについて、チェックするのが基本です。
もし境界石が見つからない場合は、現況測量を行う必要があるでしょう。
■地勢
土地は平坦地か傾斜地なのか、段差がある土地か、道路との高低差などを目視で確認します。
正確な測量が必要となる場合は、買主に提案する必要があるでしょう。
■門塀・庭木など
門や庭石・庭木などの構造物は、移転や除去が容易にできない場合が多いです。
買主の利用計画に影響を与えることもあるため、現地調査にてチェックされます。
また電柱・ガス栓、止水栓などの位置も確認されるでしょう。
■周辺環境
周辺環境を確認し、騒音や異臭の発生源となる施設がないかを調査します。
日当たりや風通しなど、生活環境に影響を与えるかも合わせて確認されます。
さらに、土砂災害や河川の氾濫などの災害の恐れがあるのか、ハザードマップとの照らし合わせも行われるでしょう。
■建物構造や耐震強度
建物の断熱性能に問題はないか、柱や梁などの構造に劣化が見られないかを確認します。
耐震強度が基準を満たしているかを診断することで、安心して住むことができるでしょう。
▼まとめ
現地調査とは、土地や建物を査定するとともに図面資料を作成することが目的です。
内容としては、土地の境界・地勢・周辺環境・建物構造や耐震強度などが挙げられます。
現地調査においてきちんと確認することで、不動産売買におけるトラブルを未然に防げるでしょう。
『株式会社湘南財産パートナーズ』では、不動産売却や任意売却などのサポートも実施しておりますので、ぜひご相談ください。

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